2015/08/13

情報は願望の母…人間の欲望はこうして生まれる

情報

情報は願望の母である、という言葉がある。
これはどういうことかというと、何か願望(欲望)が自身の中から発生したとき、それは自然発生的なものかと思いがちになるが、そうではなく、情報が願望を生み出し、欲望となるのである。

たとえば、受験

大学受験のことを引き合いに出すと、志望校の決め方がそうである。
何もないところから突然この大学に行きたい!と思いつくのではなく、最初はその大学の情報を目にしたり、オープンキャンパスで生の情報に触れたりすることからこの大学に行きたいな、という願望が生み出されてくる。

同様に、学歴コンプレックスの人もそうである。
これは2ちゃんねるなどの掲示板に長く入り浸ると感染してしまうのだが、これらの掲示板に書いてあることも情報であり、その情報に長く触れ続けていると自分の願望となる。合格できなければ当然、コンプレックスとなって跳ね返ってくるだろう。

何かモノを買うとき

何かモノを買うときも、誰かがその商品を持っていたり、自分で調べたりしているうちに欲しくなる。これはそのモノに対する情報が蓄積されるからである。
自発的なものだけでなく、例えばテレビで取り上げられているものでも、ラーメン屋が紹介されていたらラーメンが食べたくなる、という経験はないだろうか。
人間は知らず知らずのうちに、こういった情報に踊らされ、欲望が生み出されていく。

本当にそれが必要なモノであるのか、一日考えてから購入すると良い。

彼女がほしくなる

この原因も、情報が先にくる。
中学生くらいの時に、誰かと誰かが付き合った、とか、それ以前に、男女交際はいいものだ、というような趣旨の情報がもたらされる。
ネットでは彼女のメリットが伝えられ、(最近ではデメリットも盛んに叫ばれ)それが欲望となり、できたこともない彼女を欲するようになる。

情報を遮断

たとえば、学歴厨になってしまったとする。
どうやって克服するかといえば、他の価値観を得たり幅広い世界を経験することもそうだが、まずは情報の遮断が優先される。

要するに情報元となるページを見なければいいのだ。

現実世界でモノを持たない人のように、頭の中の情報も仕入れる前にシャットアウトしたり、既に仕入れてしまったものでも他の情報(価値観)で上乗せしたりすることはできる。
所詮は誰かによってもたらされた価値観である。自分本来の考えではないので、その願望はどこからもたらされたものか、今一度考える機会を持とう。